2020/09/18
納豆は栄養価が高く非常に健康価値の高い食品ですが、その原料である大豆そのものにも、健康に効果のある成分がたっぷり含まれています。納豆などの発酵性大豆を1日50g以上食べる人は死亡率が10%低下したというデータもあるほどです。
納豆は蒸した大豆を納豆菌により発行させた食品で畑の肉と呼ばれるほどに豊富な「植物性たんぱく質」を筆頭に、「ビタミン」「食物繊維」「カルシウム」、ポリフェノールの一種である「大豆イソフラボン」 や「大豆サポニン」「レスチン」など、一粒一粒に栄養がギュッと詰まっていて大豆と同様の栄養成分を含み、発酵させたことにより大豆にはない栄養素を作り出し、消化・吸収の良さでも大豆よりも高い効果を得られることが出来き、脂質をエネルギーに変える時必要なビタミンB2は大豆の約5倍も含まれています。さらに、コレステロールの吸収を抑えることで近年話題になっている「植物ステロール」も含まれています。
納豆といえばナットウキナーゼ
納豆特有の栄養素、ナットウキナーゼは血栓を溶かす作用が非常に強いとされ、血圧降下作用や血行促進など高血圧や動脈硬化などを緩和してくれる働きもあります。納豆でしか得られない栄養素なので日々の生活で積極的に取り入れたい食品の一つなのです。
ナットウキナーゼは混ぜる回数によって栄養素が変わります。ナットウキナーゼは300回までは栄養素が向上すると言われていますが、それ以降はあまり栄養素に変化がないと言われています。ナットウキナーゼを積極的に増やそうと思ったら右手で右回しを75回、左回しを75回、左手で右回しを75回、左回しを75回回せばトータルで300回となり、バランスよく両手の筋肉を使う事ができ、ナットウキナーゼの栄養素を最大まで高められることが出来ます。片手だけ且つ同一方向だけ混ぜないように気を付けてください。(笑)
ナットウキナーゼには、インフルエンザウイルスの増殖を抑える効果や、腸内環境を整える効果もあり、医師が選ぶ最強の食材としても知られています。是非普段の食事に1日1パック納豆を取り入れてみてください。