2020/06/18
皆様、こんばんは。
ReplanBodyの鈴川です。
実はストレスが溜まっていると太ってしまう、痩せにくいと言う事はご存知でしょうか?
人はストレスを感じると、ストレスホルモンといわれる「コルチゾール」が分泌されます。コルチゾールは「闘争・逃走反応」と呼ばれる、恐怖を感じたときの原始的で身体的な生体反応を呼び起こすホルモンで身体活動を活発にするため体内に蓄えられていた糖をエネルギーとして利用する働きがあります。
と言う事は糖をエネルギーとして使ってくれているから痩せるのでは?と思うかもしれませんがそうではないのです。
ストレスによりコルチゾールは大量に分泌されますが糖が必要なほど身体活動を行うことはありません。
するとコルチゾールの分泌によって血液中の糖が増えてしまい、それによって肥満ホルモンといわれる「インスリン」の分泌が促されてしまうのです。
「インスリン=糖尿病」と結びつけられやすいのですが、インスリンは「肥満ホルモン」とも呼ばれていて、血液中の糖(血糖)が多いとそれを細胞内に押し込んで血糖値を下げる働きのほか、体内に脂肪を溜め込むという働きもあります。
つまり、ストレスを長期的に感じると「コルチゾール」が多量に分泌され血糖値が上昇するのに、血糖はエネルギーとして消費されず、肥満ホルモン「インスリン」の分泌を招いてしまい、インスリンの働きによって糖と脂肪が体内に蓄えられてしまうというわけなのです。。。
ダイエットをするうえではこのストレスを出来るだけ軽減すると言う事はとても重要なことなのです。
ダイエット中は食事の制限によりどうしてもストレスを増大させてしまうのでせっかく制限していても体重がなかなか落ちてこないと言う事になってしまうのでネガティブな思考よりもポジティブに考えて頑張る方が成果も出やすくなります。
ストレスを軽減するのに大事なことは「運動すること」と「睡眠」をしっかりとすること。
トレーニングは筋肉がつき代謝が上がるだけでなくストレス軽減にも大いに効果を発揮してくれますので大変だけども頑張って継続していきましょう。