2023/08/28
私の母親が最近近くのジムに通い始めたということを聞きました。
きっかけは以前に母が私に体の事で相談を受けたことから始まります。
母の年齢は60代前半なのですがここ2~3年で太ってきた、疲れやすい、体が痛いと言っていてどうしたらいいかというよくある質問でした。
これを聞いた瞬間に原因は完全にわかり切っていました。
ただの加齢による老化+運動不足しかありませんね。
さも体に悪いことが起きているかのように気にしていましたがただただ体に対しての投資をサボっていた、楽をしていた結果にすぎません。
それを伝えてまずちゃんとトレーニングをしなさい、自分ではできないのだから24時間ジムとか人がいないところではなく、安いで選ばずちゃんと人がつくパーソナルとか某女性専用ジムとか簡単なところでもいいので人がついてちゃんとやれる環境のジムに行くべきだとお伝えしました。
私のところに来てもいいのですが場所が遠いので通いづらいというのは継続していくにあたってどうしても難しくなるので継続していくためには通いやすい場所というのはとても重要です。
母からは近くにジムがあるからどうかという相談も受け、そこは私も知っている場所だったのでいいのではないかとオススメし、運動用のウエアもプレゼントしてあとはジムに入会し通うだけ、という事は体が良くなっていく未来しか想像できません。
しかしここまで準備をしていても人は簡単には動きません。
やった方がいいのはわかっている、でも行くのが面倒、やり始めは疲れるし大変と先の良さよりも目の前の感情を優先してしまい、目の前の楽を取ってしまいます。
これは何にも母の意志が弱いから、ダメ人間だからという事ではありません。
人間はそもそも楽をしたい生き物で大変なことや辛いことはしたくないはずです。
楽をしたいという感情が強いからこそこれだけ技術が発達してきて快適な生活スタイルとなってきているのです。
ですが楽をする、できるということはいいことだけではなく当然デメリットもあります。
それが体の健康であったり、心の弱さであったり、楽をした分だけ人は弱くなります。
決して楽をすることがダメなのではなく、楽をした分、違うところで補わなければいけません。
何事も楽をする簡単にするものよりも時間がかかって作っていくものや手間がかかっても地道に積み上げたものは強いです。
なんだかんだ理由を付けて母もジムに行かず、私も半ば諦めていたのですが1年近くかかってやっと行き始めたことに驚きと喜びでいっぱいです。
まだお伝えしたいことがあるのですが長くなるので続きは明日にいたします。