2023/09/13
『若いうちは苦労は買ってでもした方がいい』と聞いたことはありませんか？
理由としては若いうちに大変なことを経験しておけば年齢を重ねた時にその時の経験が生きるからというような意味だと思いますが皆さんはどう思われますでしょうか？？
私の考えではしなくてもいい苦労はする必要はないと思っております。
わざわざ自分から辛いことをすることは心身共に疲弊するだけですし、自分がその苦労に意味を持たなければ意味がありません。
する必要がある苦労であれば当然乗り越える努力は必要ですし、その苦労を乗り越えないと自分の望む人生や結果を得られないのであればそれこそ買ってでもした方がいいと思います。
しかししなくてもいいという事は後にも先にもプラスになることはありません。
そんなプラスにならない大変なことをするくらいなら少しでもプラスになることに時間を割くべきです。
だがここで注意しなければいけないことは成長する人や成果を出す人はやらなければいけない、自己成長につながることを苦労と考えてはいません。
それは乗り越えるべきことと考えて当たり前に向き合っていきます。
また辛いこと、大変なこと＝苦労ではありません。
そして先ほどもお伝えしていたように必要な苦労(苦労とは呼ばないが)をしなくていい苦労と勘違いしてはいけないという事です。
辛いこと、大変なこと＝苦労ではないのですが、この苦労しなくてという事を勘違いしてとらえてしまうと楽なことをする、好きなこと、得意なことだけするなど自分にとって都合のいい解釈にとらえてしまいます。
得意なこと、好きなことをやるにしても必ずそれをやるために大変なことややりたくないことにも向き合わなければいけないときがやってきます。
そこを乗り越えていく人だけが自分のやりたいことをやれるのです。
それを踏まえて私は必要のない苦労はする必要はないが、乗り越えなければいけない苦労はするべきであり、その乗り越えるべきことは若いうちに沢山しておいた方がいいと思います。
そしてその乗り越えるべきことかどうかは自分で決めるのではなく、自分をよく理解してくれている人や自分が信頼している目上の人、それを乗り越えてきた人に決めてもらいましょう。
人は楽をしたい生き物なので大変なことや嫌なことは避けようとします。
そのやりたくないことを正当化してやらなくていいもの、乗り越えなくてもいいものと考えてしまいます。
自分に厳しくできない人こそ、他者の声を大事にしていきましょう。
