2023/10/25
今週は研修を受講する姿勢や受けるだけではいけないというお話をしてきました。
本日もその関連のお話をいたします。
研修やセミナーというのは当然ですが講師の人が話す内容や伝え方というのは重要です。
講師の人はただ話すだけではなく、その内容を相手にわかりやすく伝えなければいけないですし、受講者からの質問に的確に答えられるようにしなければいけません。
講師をする側になったことがない人はわからないかもしれませんが伝える側というのは資料を作ること以上に内容について詳しくなければいけないので復習し直したり、調べ直したりと準備時間をかけています。
そしてそれは勤務の時間以外でも準備のために時間を作っているので目に見えない労力がかかっているのです。
それだけの準備をして講師の人は臨んでいるのに受講者側の熱意が感じられなかったら相手の人はどう思うでしょうか?
いいとこだけは聞いて質問をして、興味がないと右から左へ、聞いているのかどうかわからない、前回の内容を覚えていないというのようなことがわかれば講師をする人はそんな人たちに教えたい、伝えたいと思うでしょうか??
という事はする人以上に受ける側の姿勢というものがとても大切なのです。
以下は某有名コーチの本に書いてあったことですが、
『良い成績を出した途端に強くなったのは自分の頑張りだということ
『自分の成績が伸びないのを環境や人のせいにしている選手』
『本質から逃げている選手』
『まわりを見ないで自分の利益や成長だけを追求している選手』
『目移りする選手、いいとこ取りしようとする選手』
『調子が良い時はいい顔をするけれど、
などです。
皆さん、このような人を見てどう思いますか?
当たり前ですが、上記のような選手は成長するわけがないし周りからも尊敬されません。
また結果なども出るはずもないでしょう。
これは『スポーツ選手』として書かれていますがを『人』に置き換えれば一般人になります。
こういう人が同じ同僚だったり、上司、部下スタッフだったらどうでしょうか?
こんな自分の事しか考えていない人に貢献したい、力になりたいとは思わないでしょう。
研修を受ける姿勢というのはまさに上記のような人にならないことです。
自分はできているから大丈夫と思わず、もしかしたらそうなっているかも、気をつけないとと思える人が成長できる人です。